心療内科・精神科とよだクリニック

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うつ病における過呼吸の症状と「泣く」ことについて

うつ病における過呼吸の症状と「泣く」ことについてのコラムです。

 

泣くことは、理性ではコントロールしきれなかった大きな感情の揺れを身体が受け止め、涙として体外に排出することです。心が軽くなった経験をお持ちの人も多いのではないかと思います。感動した時、悲しい時、怒った時など感情が動く場面で涙が出ます。

 

うつ病患者の中には、涙もろくなったという症状を訴えられる人もいます。

      

うつ病になると、脳内神経伝達物質であるセロトニンの分泌が低下すると言われています。脳内のホルモンバランスが崩れることで、今まで気にならなかったことも敏感に感じるようになり、心のバランスが崩れてしまいます。

 

感情のコントロールが出来ず、ちょっとしたことで涙が出てしまうのです。その他にも意欲の低下、不安、気分の落ち込み、イライラなどの精神的症状もあります。

 

涙を流すことで、うつ病の人も一時的に心がすっきりするため、安全な場所で感情を放出することは有益と考えます。

 

一方、過呼吸とは、不安感の強い人や神経質な人に起こりやすいと言われています。極度の緊張や不安な状態により速い呼吸を繰り返します。

 

過呼吸を起こすと、呼気から二酸化炭素の放出が促進され、血液中の二酸化炭素濃度が低下します。これにより血液がアルカリ性に傾くことで、手足のしびれ、けいれん、硬直(テタニー)がおきます。

 

 

過呼吸はうつ病、パニック障害などの不安障害随伴症状として生じることがあります。

 

不眠や耳鳴り、頭痛や倦怠感、下痢や便秘など、うつ病の他の症状があると日常生活に不安を感じ緊張が増すことから、過呼吸を呈する危険性が増しますが、元の疾患をきちんと治療することで、過呼吸の再発予防の効果が期待できます。

 

ご自身の病状に合わせて主治医と相談しながら治療していきましょう。