心療内科・精神科とよだクリニック

JR加古川駅の南口から徒歩1分、開業22年の実績

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TEL.079-454-8677

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午前 9:00~13:00 × ×
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治療方針 Policy&FAQ

書「人生を楽しむ」こころの病気の治療において何よりも大切なことは医師と患者様との信頼関係です。
このため、心療内科・精神科とよだクリニックでは「じっくりお話を聞き、しっかりと説明を行い、十分に納得していただいた上で」治療を行います。

※「人生を楽しむ」・・恩師土井昭孚先生から開業時に贈っていただいた書です。皆様が心の病を克服して「人生を楽しむ」お手伝いができれば幸いです。

  1. 治療の流れについて
  2. 初診時の流れ
  3. 再診時の流れ
  4. FAQ よくあるお問い合わせ

治療の流れについて

初診
↓ 診察申し込みおよび問診票を記入していただきます。
問診
↓ お悩みの症状、これまでの病気や怪我、仕事や家族などの背景、治療に対してのご希望などをお伺いします。
診断と治療方針の決定
↓ 病気のメカニズム、治療方法などを説明し、ご希望をお聞きした上で治療方針を決定します。
投薬、次回までの治療目標設定
↓ お薬をお出しした場合には、注意すべき副作用や効果の発現時期などについて説明し、生活様式の改善に関する助言、次回までの症状改善目標などを設定します。
再診
↓ お薬の効果や副作用、生活の様子などをお聞きし、お薬の種類や量の調整、生活様式の改善に関する助言を行い、新たな症状改善目標などを設定します。
治療終了
症状が改善し、従来の生活を送れるようになったことを確認し、徐々にお薬の量を減量します。お薬を中止しても症状の再燃がなく、生活に支障がない状況を確認して治療を終了いたします。

初診時の流れ

診察室まず記入していただいた問診票をもとに、お困りの症状(主訴)、これまでの病気やケガ(既往歴)、家族構成や家族の病気(家族歴)、これまでどのような生活を送ってきたか(生活歴)、お困りの症状がいつから出現してきて、どのような経過をたどったか(現病歴)等をお聞きします。

その他症状の出現様式や悪化要因等をお聞きし、診断をします。病気の説明、症状改善のために注意しなければならないこと、治療方法(複数ある場合は選択肢を示します)等を説明いたします。

必要な場合は休業のための診断書を作成し、家族に来ていただいて注意すべき事項等を説明いたします。休業が必要な場合には傷病手当金等の手続き、該当する場合には自立支援医療等の公的な制度についてもご説明いたします。

これらをじっくり説明して、納得していただいた上で治療を開始します。

治療は薬物療法と環境調整や助言等を中心とした支持的精神療法、目標を設定した行動療法等の精神療法を併用いたします。副作用のない薬剤はありませんが、副作用を過度に心配する必要はありません。服用する上での約束(アルコールと併用しない、勝手の服用する量や回数を増やさない等)、予測される副作用を事前に説明し、副作用が出現した場合の対処方法等を説明して初回診察が終了となります。

このように初回はお聞きし、説明する内容が多いのである程度の時間が必要です。事前にカルテ作成、問診票の記入、簡単な心理検査の実施がありますので1時間弱の時間を頂戴することになります。

再診時の流れ

心療内科・精神科とよだクリニック希望イメージ2回目以降の受診(再診)では前回処方した薬の副作用の有無、服薬の継続の有無、症状の改善の有無やその程度等をお聞きし、処方の調整、生活上の注意や工夫、次回までの治療目標等を設定します。休業中の場合は休業期間をさらに延長するかどうかを相談や、傷病手当金の診断書作成をいたします。

これを繰り返し症状の改善、生活能力の回復を確認し、薬を漸減・中止し、再燃がないことを確認して治療を終了します。治療終了までの期間は個人差があります。一部の疾患の方では継続治療が必要となりますが、症状再発を予防することにより、その人らしい生活を送ることが可能となります。

FAQ よくあるお問い合わせ

  • 心療内科の薬を飲んだらくせになって止められないのでは?
    • 薬物療法というと不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、適切に使うことで症状に大きな改善がみられる場合があります。多くの方の場合、症状が改善した後はお薬の減量・中止が可能です。適切な薬剤を選択し、症状を改善し、減薬・中止までのお手伝いをすることが専門医の使命であると考えています。
  • ジェネリック薬とは何ですか?
    • 薬の開発には長い年月と膨大な経費がかかります。このため先発品は発明から20年程度、他社が製造販売できないように特許権で守られています。この特許が切れた後に別のメーカーが同じ有効成分でつくる薬のことをジェネリック医薬品と言います。後発品は開発経費のない分、価格は安く設定されますが、規格および試験方法や生物学的同等性試験などの項目が審査され、新薬と同等であると厚生労働省から認可される必要があります。基本的にジェネリック医薬品と先発品は同等の効果が期待できますが、有効成分以外の補助物質が先発品と多少違う場合があります。とよだクリニックでは希望される患者様にジェネリック医薬品を処方していますが、有効性の高い新薬にはジェネリック医薬品がないものも少なくありません。