心療内科・精神科とよだクリニック

JR加古川駅の南口から徒歩1分、開業19年の実績

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2021年5月の一覧

  • 心療内科 パニック障害 (加古川市の精神科院長ブログ) 精神科コラム
    •  本日のテーマはパニック障害です。加古川市心療内科クリニックの院長のブログです。パニック障害とは動悸や発汗、息苦しい、眩暈感、死んでしまうのではないか、気が狂ってしまうのではないかという恐怖感が発作的に出現するパニック発作が特徴です。

      高速道路を走行中や電車に乗った時などに恐怖感を呈する広場恐怖を伴うことも多いです。兵庫県加古川地域では一級河川である加古川の土手道や加古川バイパス、東播磨道路やJR神戸線、特に新快速電車で症状を呈する方が多いという印象を受けています。パニック発作や広場恐怖があると回避行動を取るようになり、苦手な道を避けて遠回りする、電車やバスを使わず自転車や徒歩の生活をする、苦手な店に行かない、行けないようになり、ひどい場合には出勤・登校できない状態になります。

       当院で行うパニック障害の治療は疾病教育、薬物療法、行動療法です。パニック発作では呼吸器、循環器、脳に関する激しい症状が出るのが特徴です。このため死ぬのではないかと怖くなるのですが、初診時に「パニック障害は症状が派手だけど命に関わらない、薬が良く効く病気です。」と説明をさせていただいております。敵の正体・実体を知る(理解する)ことが第一です。そのうえで、SSRIなどによる薬物治療と行動療法を行っています。行動療法は元の生活に戻るための練習です。電車へ乗れなくなったら一区間普通電車に乗る練習(加古川―東加古川間など)、バイパスに乗れなくなったら加古川ランプ-加古川西詰など一番短い区間を走行する練習などを何回もお試しいただきます。1つ目の目標が達成出来たら次の目標を設定、その人の生活に必要なところにゴールを設定して、診察の度に、患者様と医師がいわば作戦会議をしている形です。当院の患者様は皆様一生懸命取り組んでくださり、一区間の乗車が無理だった学生さんが、「今から新大阪まで行って、そこからバス旅行に行ってきます!」との報告や、地元でしか買い物出来なかったご婦人が大阪梅田や心斎橋まで買い物に行った連絡をいただくのは主治医として本当にうれしい瞬間です。パニック発作や広場恐怖でお困りでしたら、お住まいの近くの精神科・心療内科クリニックにご相談されることをお勧めします。

  • 発達障害 心療内科(加古川市の精神科院長ブログ) 精神科コラム
    •  本日のテーマは「発達障害 心療内科」です(JR加古川駅前で精神科・心療内科クリニックを開設しております)。以前の記事にもお書きしましたが、私が精神科に入局した平成3年当時、精神科医の主な仕事は単科精神科病院の入院患者様を担当することでした。大学病院では発達障害は小児科の担当か精神科の児童思春期グループの仕事というイメージ(認識)でした。約5年間勤務した精神科病院では発達障害の患者様を担当することはありませんでした。しかし振り返ってみると発達障害に対する無知や無関心が原因で、適応障害の背景にある発達障害や他の精神障害に併存する発達障害に気づきにくいケースや聴覚過敏などの症状を統合失調症と誤診していた場面があったのではないかと自戒しております。

       加古川市で精神科・心療内科クリニックを開業して以降、日常の診療や精神科顧問医・嘱託産業医として出務した会社・企業での相談業務の中で、不登校、出勤困難、学校や職場での問題行動の背景に自閉症スペクトラム障害や注意欠陥多動性障害など発達障害が存在することを多数経験しております。このため初診の段階で発達障害の疑いがある患者様にAQ-JやA-ADHDなどのスクリーニング検査を実施し、必要と判断した場合に公認心理士による検査(WAIS-Ⅳ、Rorschachテスト、ブルドン末梢テストなど)を実施しております。加古川市内では精神科病院や市民病院、一部クリニックで同様の心理検査が実施されていますので、不注意や多動などの特性、コミュニケーションや拘りが強く融通が利かない、空気が読めないなどの特性ために社会生活上困っている方は近くの医療機関にご相談・お問合せされてはいかがでしょうか。

  • 心療内科 カウンセリング(加古川市の精神科院長ブログ) 精神科コラム
    • 「心療内科 カウンセリング」というテーマについてお話します。この記事は、加古川市の精神科・心療内科クリニック院長のブログです。

       患者様から電話やメールで「カウンセリングはやっていますか?」との問い合わせを受けることは少なくありません。残念ながら当院ではカウンセリングは行っていません。「心療内科 うつ カウンセリング」の記事にも書きましたが、精神科、心療内科、メンタルヘルスクリニック等の医師(ドクター)は患者様のお話をお聞きし、診断、投薬をし、必要な指導や助言を行います。「先生のカウンセリングで調子が良くなりました。」とのお言葉をいただくこともありますが、これはカウンセリングとは異なります。診察場面は症状や治療方針について相談をする場であり、じっくりと時間をかけて心(こころ)の中を整理し、問題を解決するカウンセリングを行う場所ではないのです。

       カウンセリングは臨床心理士や公認心理士など心理職が担当いたします。当院には隔週の火曜日に公認心理士が出務していますが、主に発達障害関係の心理検査業務を行います。また、カウンセリングは基本的に保険の効かない自費診療です。混合診療(自費診療と保険診療を同じ医療機関で行うこと)は禁止されていますので当院の施設内でのカウンセリング実施は控えております。他院ホームページでは専門職によるカウンセリングを実施するとの掲示(案内)を目にすることがありますが、事前に併設施設での自費診療なのか、保険診療なのか確認された方が良いと考えます。それ以外の形態としては臨床心理士、公認心理士が自らカウンセリングルームを開設し患者様(この場合はクライアントという)と契約を結びカウンセリングを行うものもあります。その他企業に雇用あるいは契約関係にある産業カウンセラーが社員に対して行うカウンセリングもあります。私が精神科顧問医として出務している加古川市内の企業様では「なんでも相談室」が開設されており、産業カウンセラーが社員のカウンセリングを行っています。また市内ではありませんが、私が嘱託産業医として出務している会社ではメンタル不調の社員様と定期的に面談して相談・助言を行っています。会社員の方の場合は健康管理センターなどに問合わせてはいかがでしょうか。

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