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精神科におけるパーソナリティ障害について
精神科コラム
《2022年3月23日13:14 公開》
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パーソナリティ障害は、直訳の人格とは少し意味合いが異なり、性格が悪いことではありません。認知(ものの捉え方や考え方)、感情のコントロール、対人関係など精神機能が偏った状態で、一般的な人とは違う反応や行動をすることで本人が苦しんだり、周囲が困ったりする状況に陥ります。調和を欠いた行動、異常行動パターンは長く継続し、小児または青年期から顕在化することが多く、成人してからも続きますが、自覚するのに時間が掛かることが多いようです。
パーソナリティー障害では家庭、学校、会社など幅広い社会的状況において適応障害や対人トラブルがみられます。
うつ病、社交不安障害、依存症などの合併・併存がみられ、より生きづらいと感じる状況に陥るため早期の気づきと早期の治療的介入が必要と考えられます。
生きづらさを感じている人は早めの受診をおすすめいたします。
休息入院とはレスパイト入院とも呼ばれ、認知症患者、精神障害者などをケアする家族の休息のために患者を入院させることです。以下の内容は全体的に違います。
もし、短期間の精神科への任意入院、メンタルケア病棟などへの入院であれば
http://www.hannan.or.jp/mentalcare/を参照ください。その場合テーマ名を変更すべきかと思います。
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精神科の自由診療とは
精神科コラム
《2022年3月23日13:10 公開》
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自由診療とは、公的医療保険(社会保険、国民健康保険など)が適用されない診療で、患者様と医療機関との間で自由意志に基づいて契約を結びます。公的医療保険が適応されないため医療費は全額自己負担となります。
これと対となる保険診療は医療保険から 7-9割の補助を受けることができるため1-3割の自己負担で治療が受けられます。
双方を比較すると、可能な限り患者様の要望を取り入れて治療するか、
国が定めた制度(最新のエビデンスが反映されていない、例えば国内未承認抗がん剤は使用できないという制限がある)の範囲内で治療するのかを選択することになります。
患者様の立場では、治療の選択肢が増え、ある程度要望が通る治療を受けるか、選択肢は限られるが1-3割の費用負担で済む治療を選ぶのかということになります。
どちらが良いということではなく、病気の原因や考えられる対処法は何かなど、その人を取り巻く全体の状況を踏まえて検討すべきです。
自由診療は、国内未承認の薬剤や先進医療、本来医療の対象とならない美容医療など幅広い分野で行われています。自由診療と保険診療の併用を混合診療といい禁止されています。例えばLASIKなど近視手術の後の投薬は全て自費となります。
精神科で最も一般的な自由診療は臨床心理士や公認心理士によるカウンセリングですが、保険診療を受けている医療機関では自費のカウンセリングは受けられないことになります。
自由診療(自費)によるカウンセリングが必要な方がいらっしゃる一方で、主治医の診察時間内での助言や生活指導などで十分改善できる方もおられます。自費カウンセリングを受けるかどうか迷う時には主治医に相談されてはいかがでしょうか。
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