現代社会は様々なところに、ストレスの要因(ストレッサー)があるようです。
とくにコロナ禍の今、以前にもましてストレッサーが増えていると言われています。
適度なストレスは「人生のスパイス」と呼ぶことができ、体の抵抗力を高め、心の成長を促しますが、過度なストレス、つまり「悪いストレス」に長期間さらされると心身ともにバランスが崩れてしまいます。
ストレス過多の社会で自律神経失調症やうつ病と診断されることが珍しくなく、ストレスケアが注目されています。
過度なストレス、悪いストレスがかかり続けると、自律神経のバランスが崩れ、交感神経優位となります。
その結果、血圧上昇、動悸、発汗や消化器症状が出現します。就寝時に寝られないのも、交感神経が優位となっているからです。
自律神経の乱れは、過剰なストレス、悪いストレスが根本原因です。
気分の落ち込みが長期にわたる状態をうつ状態といい、その代表がうつ病です。
何もやる気がなくなり、気分が落ち込んだ状態です。
自分では無意識である場合もあるため、受診せずに我慢している人も相当数
いると考えています。
性格的には、真面目で責任感が強く、几帳面、完璧主義な方が多いと言われています。
これらの徴候が思い当たる方は、早めの受診をおすすめいたします。
※公開/更新日: 2022年5月5日 21:46