加古川の精神科とよだクリニックです。今回、精神科に行く基準についてのコラムです。
基準の前にまずは…医療機関以外の相談窓口もあります。
行政機関がいろいろな問題に対応してくれます。
保健所では発達障害や家庭内問題も相談可能です。
高齢者などの認知症については地域包括支援センターがあります。
では、精神科受診の基準について一言で表すなら、違和感です。
精神状態が普段と異なると自覚していることが基準となります。
例えば、ストレスなのか…どこか疲労感があり常に疲れていて…憂鬱である、集中できない、眠れない、寝つきが
悪いなど、いつもの違う感じがあったり、ルーティンとは
異なる気がすると感じるなら一度受診されることをお勧めします。
また、幻聴など幻覚が続くなら早めの受診が必要です。
初めての受診は健康保険証やお薬手帳、紹介状など情報が必要になります。
とにかくバランスを崩していると感じているか否かが判断基準です。
また、周りの方が普段と様子が違うと感じた場合も受診を勧めてください。
「疲れた」や「きつい」という言葉を繰り返し用いているときは、まずご家族が
相談いただいても良いと思います。本人がどこも悪くないと思って
いても既に治療が必要な状況になっている場合があります。
是非早期発見・早期治療に繋がられるようにしましょう。
※公開/更新日: 2022年1月4日 22:15