心療内科・精神科とよだクリニック

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うつ病の人がとる行動

うつ病の人がとる行動についてのコラムです。

うつ病になった人には特徴的な行動があります。

 

どのような行動があるとうつ病の疑いがあるのか。

また、どのように接すればいいのかをご紹介いたします。

 

身近に気になる人がいる方は参考にしてください。

 

うつ病とは気分障害の一つですが、神経伝達物質の乱れによる脳の病気と考えられています。やる気が無くなる、気分が落ち込むという症状だけでなく、眠れない、食欲がないなどの症状もみられます。

 

原因やきっかけは人それぞれですが、過度なストレスや急な環境変化(昇進や結婚など良いことも契機となりうる)が引き金になることがあります。

他人から見てわかりやすい行動として、以下のような項目があります。

・ぼんやりしている

・受け答えが億劫そう

・朝の支度に手間取る

・遅刻・無断欠勤が増える

・楽しみにしていた事や興味があったことに興味を示さない

・集中力が無く、すぐに疲れる様子が見られる

・簡単なミスが目立つ

・食事や入浴なども億劫になる

・引きこもりがちになる

・夜眠れない

・食事量が減る、反対に過食になる

・口数が減る、会話が少なくなる、誘いを断る 

 

上記以外にも、今までと違う行動が見られた場合は心が悲鳴を上げているサインかもしれません。

また、いつも元気で積極的に頑張っている人の中にも、悩んでいる・無理をしていることがあるかもしれません。

周囲の理解、病気の特徴を知ることで、うつ病で苦しんでいる人の力になれるかもしれません。何か気になる事があれば、お気軽にお問い合わせください。