心療内科・精神科とよだクリニック

JR加古川駅の南口から徒歩1分、開業19年の実績

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精神科の作業療法の目的

今回のテーマは「精神科で実施されている作業療法の目的」です。JR加古川駅前のサンライズ加古川ビルで精神科・心療内科クリニックを開業している精神科医のブログです。

皆さまは作業療法と聞いてピンとくるでしょうか?作業療法は理学療法と同じくリハビリテーションの1種で手や体を動かす作業活動を用いて指導・援助する治療です。リハビリテーションはWHO(世界保健機関、1981年)によると「能力低下やその状態を改善し、障害者の社会的統合を達成するためのあらゆる手段を含んでいる。リハビリテーションは障害者が環境に適応するための訓練を行う・・(以後省略)」と定義されています。精神科における作業療法は精神疾患により低下した能力を改善するためのリハビリで作業療法士により実施されます。社会復帰を目的とした家事動作訓練や就業前訓練もありますが、患者様の症状や状態に合わせて、気分転換や自信をつける、ストレス発散など症状の安定を目的としたり、対人関係や社会性の改善を目的とするもの、生活リズムや体力・活動性の改善など日常生活への援助を目的としたものもあります。例えば、手工芸やカラオケなどの娯楽、脳トレのための体操のみならず、日常生活に即した技能も訓練します。

多くは精神科病院で入院患者様や一部の外来の患者様のために実施されていますが、一部の診療所においてもデイケアの中で実施されています。悲観的感情や人との交わりなどにおいて苦手な方へ、健康的な生活のお手伝いをします。